放流!
ついにこの日がやってきました。
2月28日(日)、放流です。
クーラーボックスの中にゴミ袋を2重にして、稚魚たちを入れました。
(2重にするのは息子案です。この後、功を奏す・・・)
車での移動なので、前日からエサを食べていない稚魚たち。
車酔いをしたりして、弱ってしまうらしいです。
画像の中央、水の中の白いタブレットのようなものは
酸素を出してくれます。
2~30分のドライブですが、水漏れしないか、弱らないか心配でした。
いつもなら、ノロノロ運転の車の後ろについたらガッカリ・・・なのに
今回ばかりは、ゆっくり走れてよかった・・・なんて思うくらいでした
赤城山も雪をかぶっていい景色・・この川に放流するのね・・・
しかし、
この日は快晴にもかかわらず、赤城おろしの強風!!
寒い!
他の里親さんたちも大集合!
クーラーボックスあり、バケツあり。
参加者みなさんが里親ではなくて、見学の方もいました。
小さい子が我が家の稚魚をみて、
どうして、みんな隅っこにいるの?等質問してくれました。
ただの質問なのに、「かわいいね~」と言ってもらえたと錯覚を起こす始末。^^
まずは、稚魚たちを川の水に慣らすため、
バケツの水の、3分の1ほどの量の川の水を入れます。
水温にも慣らすため、バケツごと川に漬けます。
しかし、この前にハプニングが!
袋は1つに水を入れたはずなのに
移動の際に水がこぼれたらしく、
1枚目を取り出したら、下の2枚目のゴミ袋の中にも
水が入っていて、しかも、稚魚が泳いでいた!
・・・水が多すぎだったようでした。
放流までしばらく待ちます。
寒いです。
冷たい風が ひゅ~ノ ノ ノ ノ ノ
さぁ、放流!その前に最後の御姿を。
いってらっしゃい!!
この写真、稚魚は写ってません・・・
めちゃくちゃ早く泳いで行ってしまいました。
振り返りません、当然。
というより、”自由だ~!!”とばかりにいきよいよく泳いだ子も。
もっと深い場所まで行ってバケツを上流に向け
稚魚が自然と川へ移るようにしなくてはいけなかったようなのですが、
長靴が短くて浅いところにしか入れず、
なかなかバケツから出ない子もいたりして、
少々悪戦苦闘でした。
最後はスタッフさん、手作りの紙しばいで、
稚魚の今後をおはなししてくれました。
3月近辺に同じように放流された稚魚同士、
みんなでベーリング海まで行くそうです。
今頃はどこで何をしているのでしょうね。
エサは食べられたでしょうか?
この時間はいつも水槽の掃除だったので
なにかをし忘れている気がしてしまいました。
来年も、孵化に挑戦しようかな?どうしようかな?